【医療用ニトリル手袋】品薄の原因と生産困難な理由とは?
こんにちは、福岡県久留米市でニトリル手袋やマスクなど医療関係の輸入・販売を行っているまる優代表の財部(たからべ)です。
新型コロナウイルスの影響により、マスクや防御服などの不足が問題になってきましたが、現在は医療用の使い捨て手袋(ニトリル手袋)が品薄となっています。
ニトリル手袋とは
ニトリル手袋とは、使い捨て手袋の一種です。ニトリル手袋はニトリルゴムからできており、熱や薬品に強く、強度もあり万能です。ラテックス(天然ゴム)アレルギー対策としてラテックス手袋の代用としても近年注目されてきました。手にフィットして使いやすく、医療現場だけでなく、介護や調理など幅広く使われています。
新型コロナウィルスの影響で需要が高まり、世界中で争奪戦が起こっています。ニトリル手袋の生産のほとんどがマレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジアです。マレーシアの世界最大のゴム手袋メーカーの従業員数千人が新型コロナウイルスに感染し、一時的に工場が閉鎖されるという事態にもなりました。
2020年夏頃からニトリル手袋の品薄は続き、価格も高騰していますが、今後さらに高騰し、入手が困難な状況になると予想されています。
ニトリル手袋を国内で生産が困難な理由
ニトリル手袋の製造には、大量な水と大きな設備が必要となります。その為、新規参入が難しく、現在、国内手袋メーカーが参入を決めましたが、3年後の2023年春の操業を目指している状態です。
株式会社まる優では・・・
最近になり、ニュースでも取り上げられるようになった「ニトリル手袋品薄問題」ですが、弊社では今年夏頃からいち早く気付き、ニトリル手袋の生産ラインの確保に取り組んできました。
ニトリル手袋の生産ライン確保、頑張っております。
医療福祉現場、食品工場、宿泊業。
ニトリル手袋は全世界的に品薄となっている状況です。
生産国では刃物を振りかざし、手袋の強奪事件も起きています。
弊社も今は予約販売という状況ですが、メーカーとして使命感を持って供給頑張っています。
1990年福岡県久留米市生まれ。株式会社まる優代表取締役/株式会社日本ホームヘルス協会 取締役/一般社団法人遺伝子教育研究所 理事/株式会社タカラマーケティング 代表取締役/職業紹介責任者/管理医療機器管理者/