健康的で無理のない、腸美人のダイエット【分子栄養アドバイザーによる大人のイキイキ腸活通信vol23】

30代になり、ダイエット中の友達が、急に周りに増えてきました。あなたはダイエットにご興味ありますか?今号は、健康や美のためのダイエットについて。

Contents

ダイエットの協力者を作ろう

次の二択なら、どちらの環境でダイエットしたいですか?

  • 一.誰かに邪魔されながらダイエット
  • 二.誰かに応援されながらダイエット

私はダイエットを二つのフェーズに分けて考えています。まずは余計な脂肪を落とす。そしてその後(最低一年間)その状態を維持する。この二つを経て、ダイエットは完成です。

短期間であれば、厳しい状況の中で頑張ることも可能そうですが、一年以上続くとなると、やはり邪魔されるよりも、応援してもらいながら取り組む方が、続けやすい方が多いのでは!?この、ダイエットの応援や邪魔をするのが、腸内細菌です。

食べもので、味方の細菌を増やせる

腸内細菌が味方になるか敵になるかは、“食べるもの”で決まります。腸内細菌バランスの変化を調べたこの研究では、たった四日間食事を変えただけで、腸内環境ががらっと変わったそうですよ(Nature. 2014 Jan 23;505(7484):559-63. )。


食事のいいところは、自分でコントロールできるところ!


他人に動いてもらうことは必須ではないし、サプリを使ってもいいし、今日から早速できますね。

味方になる細菌の種類をご紹介

マニアックなので覚えなくていいのですが、特に抗肥満効果のあることが分かっている腸内細菌は、例えばLP28 株やLGG 菌、SBT2055 株などです。これらは全て、乳酸菌の一種で、それぞれ内臓脂肪を分解したり、脂肪合成を抑制する作用などが報告されています。


これらの乳酸菌をピンポイントで摂るのも一つの手ですが、腸内に悪玉菌が多いと効果も半減してしまいます。ですから常日頃から、善玉菌を増やし(発酵食品や、餌になる食物繊維を摂取)、悪玉菌を増やさない食生活を、ぜひ!

“あなたは”ダイエットした方が良いのか

BMI が25以上の場合は、今すぐダイエットをお勧めします。ムダに多い脂肪は、三つの害を招くからです。


一つめの害は病気になりやすいこと(内分泌系に異常が起こり、糖尿病や高血圧など生活習慣病に繋がる)。


二つめの害は、重みのせいで物理的に、骨や筋肉に負担がかかること(膝や関節に痛みがでて、ひどければ手術)。


三つめは、自分の気分がちょっぴり下がってしまうこと。

もしBMI 22以下でダイエットをしたい場合は栄養不足にならないよう気を付けながらやってください。痩せているように見える体系がBMI20なので、そのあたりで減量はストップした方が安心です。

少なくとも18以下にはならないようご注意を!体脂肪が極端に少ないと、ホルモンバランスが乱れ、月経異常や骨粗しょう症のリスクが上がりますし、お肌にも負担がかかります。

この記事を書いた人

table project代表 分子栄養アドバイザー 
夏木彩早 
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九州大学卒業。臨床分子栄養医学研究会認定指導カウンセラー。長年のニキビや腸過敏で悩み、健康食を研究しまくった末、分子栄養学に出会う。「体調不良に邪魔されず、自分らしく生きる人」を増やすべく、2018年に起業。延べ500名に、科学的な健康食を伝えてきた。現在は、分子栄養学をベースに考案した「個人差食事メソッド」を使い、不調に悩む女性や、専門家向けの講座を運営。天神ホリスティックビューティークリニックでの栄養指導等もおこなっている。